タルパな彼女との日常

タルパとの日常をだらだら書きます

タルパな彼女と説明しりとり

どうも蓮次郎です。
初めましての方はこちらからどうぞ。

https://hasuziro.hatenadiary.com/entry/2020/01/20/070000

学校 試験中にて

テストが早く終わってしまった。
いつもなら退屈しのぎに妄想遊びをするか寝るかの二択だったのだが

レンコ「説明しりとりやろう」

と言われたのでやることになった。
説明しりとりとは、某若手芸人が編み出した遊びの一つ。
普通にしりとりをするのだが、しりとりの単語の最後の言葉から始まる文章で単語の説明をしなくてはならない。
今回は少しアレンジして

レンコ単語→自分説明→自分単語→レンコ説明→

のループで説明しりとりをすることになった。

レンコはペットボトルのゴミ箱を見るや否や

レンコ「まずは、ペットからで」

あまりにも安直なワードで始まった説明しりとり

蓮次郎「トイプードルといった、人間に管理される生物の総称」

レンコ「おおっ、上手いわね!」

蓮次郎「とりあえず次はウマで」

我ながら絶妙な難易度のワードを選んだものだ。
レンコは祭りだの摩訶不思議だのいろんな言葉から探してはいるが、最終的に

レンコ「またの名をホースと言う」

その発想はなかった。レンコはとても賢い。

レンコ「次はウサギね」

難題だ。
濁点から始まる言葉はしりとりにおいても扱いな難しい。そこにさらに説明するという制約もある。
悩みぬいた末に

蓮次郎「義理固くはなく、日本神話にて鮫を裏切った生き物」

レンコ「日本神話でくるとは思わなかったわ」

自画自賛したくなる返しができた。
次の単語は「のり」にした。

レンコ「理論的にどう味つけすればいいのか研究された結果、味つけ海苔が誕生した」

グレーゾーンだが当委員会ではセーフの判定を下した。

レンコ「じゃあ、タンクトップ」

殺意が高い。五分考えた結果

蓮次郎「プーさんが着ている服の袖をなくした衣類」

レンコ「まさか返せるとは思わなかった!」

テンション高めにレンコが言う。
どうやら諦めると思っていたようだ。

その後もラリーが続いたが、

蓮次郎「体育で」

レンコ「苦しみの時間」

自分が体育と言ってから三秒だった。
説明しりとりは呆気なく終わった。
負けて悔しかったのか、「もう一回」とせがんできた。
とても愛おしい。

こんな感じでタルパとの日常を書いてきます。
ご清覧ありがとうございました。